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窓ガラスが割れたときの正しい掃除方法とは?まずは業者へ連絡しよう

窓ガラスはある程度の厚みがあるので、そう簡単に割れることはありません。ただし、ある特定の原因により、厚い窓ガラスがいとも簡単に割れてしまうのです。とはいえ、窓ガラスが割れるのは滅多にないことなので、割れたガラスの掃除方法や、その後の対処法を知らない方も多いのではないでしょうか?今回は、窓ガラスが割れる原因とその後の対処法、正しい掃除方法について解説します。

そもそも窓ガラスが割れた原因とは

窓ガラスが割れる主な原因は、以下の2つが考えられます。窓ガラスが割れないように対策するためにも、原因を知っておくことがポイントです。

物理的な衝撃(空き巣や台風など)

空き巣にハンマーなどで叩かれる、台風で飛んできた石や瓦などがぶつかるといった、物理的な衝撃は窓ガラスが割れる原因の1つです。

空き巣の侵入方法の7割が、窓ガラスを割る手口といわれています。人為的に衝撃を与えるため、割れ方が不規則だったり、カギの付近だけが割られたりするのが特徴です。

一方、台風で飛んできた物がガラスにぶつかった場合、その場所を中心にして放射線状にヒビが入る形になります。近隣から野球ボールが飛んできて割れるケースでも、同様の割れ方になるようです。

寒暖差の激しい際に割れる熱割れ

外の気温が低く部屋が暖かい冬場は、寒暖差によって窓ガラスが割れることがあります。寒暖差で割れた場合、窓ガラスの端から垂直方向にヒビが入るのが特徴です。

網が入っているガラスやペアガラス(複層ガラス)は熱がこもりやすく、この現象が起きやすいといわれています。

窓ガラスが割れたらまずは修理業者に連絡しよう

自宅の窓ガラスが割れてしまった場合、割れたガラスの処理やケガなどで焦ってしまうことが多いはずです。しかし、窓ガラスの割れを発見したら、すぐに修理業者に連絡しましょう。

ガラスの修理業者は依頼を受けた順に回るので、なるべく早く連絡しないと修理業者が来るのが遅くなるからです。また、雨風はダンボールなどで養生すれば防げますが、窓から侵入されて空き巣被害に遭う可能性も考えられます。

修理業者は窓ガラスが修理できるか、または交換かを見て判断して決め、適切な方法で割れたガラスを処理してくれます。窓ガラスがいつ割れても対応できるように、修理業者の連絡先を控えておくと安心です。

また、連絡するガラスの修理業者は、自宅の近くで探すことが多いはずです。修理業者といっても、業者がサッシごと持って帰って修理する、もしくは業者が出張で自宅に来て新しいガラスと交換する2種類があります。自宅近くの店舗がどちらのタイプか、把握しておくといいでしょう。

割れた窓ガラスの掃除方法と必要なモノ

窓ガラスが割れると、さまざまな大きさの破片が部屋に飛散しています。掃除の仕方によってはケガをする可能性があるので、掃除に必要な道具と手順を知っておきましょう。

割れた窓ガラスの掃除に必要なモノ

窓ガラスが割れたことでケガをしなくても、破片を掃除する際にケガをしてしまうケースがよくあります。そこで、掃除によるケガを予防するために、以下のモノを準備しましょう。

・掃除道具…ほうき、新聞紙、ダンボール、粘着ローラー、掃除機
・服装…軍手、長袖のシャツ、長ズボン、スリッパ

ほうきは破片を履いて集めるときの必須アイテムです。新聞紙やダンボールは、破片をゴミに捨てる際に使います。粘着ローラーは、ほうきで取り切れない細かい破片を取り除くのに最適です。

また、ガラスの掃除をする際は、服装にも気を配ることがポイントです。軍手や長袖、長ズボンで肌の露出を極力抑えること、破片を踏まないようにスリッパを履いて掃除しましょう。

割れた窓ガラスを掃除する手順

上記のモノを用意したら、次の手順で掃除を行いましょう。

1.ダンボールの中に新聞紙を敷き、ガラス用のゴミ入れを用意する
2.両手に軍手をはめ、大きい破片から片付ける
3.中くらいの大きさの破片を、ほうきを使って履いて集める
4.掃除機で細かい破片を取り除く
5.粘着ローラーで粉状の破片を取り除く
6.最後に雑巾で拭き掃除をして、雑巾は再利用せずに廃棄する
7.ガラスゴミを新聞紙で包み、「割れ物」と書いておく
8.各自治体の収集方法に合わせて廃棄する

掃除機を使う際は、細かい破片だけを吸い取ることがポイントです。大き目の破片を掃除機でいきなり掃除してしまうと、掃除機が壊れるリスクや、ゴミパックを捨てるときにケガをする可能性があるからです。

また、ガラスゴミは不燃ごみ、もしくは粗大ごみと各自治体で異なります。お住まいの自治体のゴミ収集方法を確認し、適切な処置をして廃棄しましょう。

まとめ

窓ガラスが割れる原因は、モノによる衝撃や寒暖差などが考えられます。衝撃によって割れると窓ガラスの破片が飛び散るため、慌てて掃除してしまう方も多いはずです。しかし、まずは修理業者にすみやかに連絡し、修理や交換をしてもらいましょう。飛び散った破片を掃除する際は、適切な掃除道具と服装を準備し、ケガを未然に防ぐことが大切です。また、ガラスゴミの収集方法は各自治体で異なるので、自治体が指定する方法で廃棄しましょう。

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