5月30日は掃除機の日(旧お掃除の日)!買い換えの検討やお掃除に相応しい日です
ちょっとマイナー(!?)かもしれませんが、実は毎年5月30日は「掃除機の日」です。元々は530=ゴミゼロという読みから関連し、その後制定されました。
掃除機の日ということだけあり、この日は家を綺麗に掃除するよい機会です。是非ご家族で検討&参加してみてはいかがでしょうか。
5月は梅雨・夏と、季節の変わり目の直前。そんな時だからこそ、家中をリフレッシュして気持ちよく過ごせるようにしたいですね。
掃除は面倒に感じるかもしれませんが、実は楽しく、そして満足感を得られる活動です。掃除機の日を理由に、掃除機の買い換えや、お掃除を行うきっかけとして参考にしていただければ幸いです。
「掃除機の日」の由来
5月30日という日付けから「掃除機の日」とは、直感的にはあまり想像がつかないと思います。まずはそう定められた理由・背景からご紹介したいと思います。
元々は「ごみゼロ」の日
5月30日は、元々「ごみゼロの日」として制定されました。「ごみゼロ」は「5(ご)」「3(み)」「0(ゼロ)」の語呂合わせから来ており、これは誰が見ても直感的で分かりやすいですね。
制定したのは、愛知県の豊橋市役所に事務局を置く「530運動環境協議会」。記念日を監理する、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されており、れっきとした「記念日」なのです。
そのため、日本ではごみの減量とリサイクルを推進するための日として広く認識されています。
この日は全国でごみ拾いや清掃活動が行われ、地域の環境美化に貢献する取り組みが展開されています。
ごみゼロの日は、個々人の環境意識を高めるための大切な日となっていると言えるでしょう。
「お掃除の日」制定
ごみゼロの日が広まる中で、「お掃除の日」としての意義も付加されるようになりました。ゴミゼロ=お掃除をする日というわけで、これもわかりやすいですね。
こちらは、一般社団法人・日本電機工業会の掃除機委員会による制定となります。
家庭や職場での清掃活動を奨励することで、清潔な生活環境を維持し、健康で快適な生活を送ることが目的です。
特に春先から梅雨・初夏にかけての季節は、本格的な夏を迎える前に溜まった汚れを一掃する絶好の機会。この時期に掃除を行うことで、家中がリフレッシュされ、新しい季節を迎える準備が整うのです。
そして「掃除機の日」に改定
お掃除の日の一環として、掃除機が重要な役割を果たすことから、1997年(平成9年)に「掃除機の日」として改定されました。同じく、一般社団法人・日本電機工業会によるものです。
掃除機は、手軽に家中のほこりやごみを取り除くことができる便利な家電製品であり、日々の掃除を効率的に行うための必需品と言っても過言ではありません。
特に近年ではロボット・AI等の機能を搭載する先進的なものもあり、ますます便利になってきています。
掃除機の日は、梅雨入り前に掃除をすること。そして掃除機の性能や機能を見直し、新しい掃除機を検討する良い機会となっています。
掃除機の日に参加しよう!
ここまでのご説明の通り、この時期に掃除機の日のイベントに参加することは意味のあることです。
せっかくですので、今年は(も)掃除機の日に参加してみてはいかがでしょうか。
特にお子様がいらっしゃる方は、家族で楽しいイベントにもなるかもしれませんよ。
掃除機の安全な使い方を再確認する
掃除機の日……ということで、まずは掃除機の安全な使い方を再確認してみるのも一つのアイデアだと思います。
掃除機を安全に使用するためには、いくつかのポイントを再確認することが重要です。
- 電源コードやプラグに損傷がないか定期的にチェック
- 断線恐れがあるので、コンセントを抜くときはプラグを持つ(電源コードをひっぱらない)
- コンセントに負荷・テンションをかけない(ドアに挟む、強く引くなど)
- キャニスター型の電源コードは黄色の部分まで引き出す
また、掃除機を使う際は、手や指が吸引口に近づかないように注意しましょう。
特にお子さんやペットがいる家庭では、安全対策を徹底することが必要です。感電や、ペットがコードをかじってしまう危険性があるからです。
さらに、使用後は掃除機を適切に収納し、コードが巻き取られているか確認することも忘れずに行いましょう。
電源コードは黄色の部分まで引き出す……ということに疑問を持たれた方も多いのではないでしょうか。実は、黄色の部分以上にひっぱらないこと、という意味と同時に、そこまでは引き出すことを前提として作られていることが多いのです。製品によって多少の違いもありますので、詳しくは取り扱い説明書をご覧ください。
掃除機の買い換えを検討する
掃除機は滅多に買い換えるものではありませんよね。そのため、10年以上同じのを使っている……という方も多いのではないでしょうか。
掃除機の日を機に、現在使用している掃除機の状態を見直し、新しい掃除機への買い換えを検討するのも良いタイミングです。
最新の掃除機は、より高い吸引力や効率的なフィルターシステム、使いやすさなどが向上しているものが多いです。
例えば、コードレス掃除機やロボット掃除機など、ライフスタイルに合わせた選択肢が現在では豊富にあります。自分の生活に最適な掃除機を見つけて、掃除の効率をアップさせましょう。
セールやキャンペーンに参加する
5月30日の掃除機の日には、家電量販店やオンラインショップで、セールやキャンペーンが開催されることもあるでしょう。
この機会を利用して、普段よりもお得に掃除機を購入することができるのであれば、是非検討したいですよね。
特に、新製品の発売に合わせたキャンペーンや、旧モデルの在庫一掃セールなどが狙い目です。購入する際は事前にリサーチをして、お得な情報を見逃さないようにしましょう。
掃除をする
本来の目的となるお掃除をすることも、このイベントに参加することを意味します。(目的を考えれば、掃除機を使っても使わなくてもありなのではないでしょうか)
当日・または時間がとれる近い日にちで、家族全員で協力して、普段手が届きにくい場所や大掃除をしてみましょう。
例えば、家具の裏や下、窓のサッシ、カーテンレールなど、普段見落としがちな場所を重点的に掃除することで、家全体が一段と清潔になります。
(可能であれば)掃除機を駆使して、隅々まで綺麗にしましょう。
ゴミゼロの日でもありますので、同時にゴミゼロのイベントに参加するのも社会貢献に繋がります。
現代の掃除機の流行・機能は!?
先ほどの通り、掃除機はずっと同じ物を使っている。最近の掃除機の知識が全く無い……そんな方も多いのではないでしょうか。
ここ数十年の間に、世の中の掃除機事情も大きく変わってきています。そこで、現在の掃除機の流行・機能をご紹介したいと思います。
掃除機の日をきっかけに、「こんなに進化しているんだ!」ということを知っていただければ幸いです。
掃除機の形状種類
現代の掃除機は、さまざまな形状で提供されています。
- スティック型
- ハンディ型
- キャニスター型
- ロボット掃除機型
昔からある一般的なキャニスター型(缶型)やスティック型に加え、近年ではロボット掃除機が大人気です。
キャニスター型は高い吸引力と多用途性が魅力で、スティック型は軽量で取り回しやすく、収納も簡単です。
ロボット掃除機は自動で部屋中を掃除してくれるため、忙しい家庭やペットがいる家庭に特に適しています。また、ハンディ型は、車内や狭い場所の掃除に大変便利です。
集じん方法の違い
掃除機の集じん方法には以下の様なものがあります。
- サイクロン式
- 紙パック式
- カプセル式
- ダストケース式
中でも多くを占めるのは、主にサイクロン式と紙パック式の2種類です。
サイクロン式は、遠心力を利用してごみと空気を分離し、ごみをダストカップに集める方式です。
紙パック式は昔ながらのタイプで、ごみを紙パックに集める方式であり、パックがいっぱいになったら交換します。
サイクロン式はランニングコストが低く、ごみ捨ても簡単ですが、フィルターの定期的な掃除が必要です。紙パック式はフィルター掃除が不要で、ごみ捨てが衛生的ですが、紙パックの交換費用がかかります。
電源の違い
掃除機の電源には、
- コード付き
- コードレス
の2種類があります。
コード付き掃除機は、常に一定の吸引力を維持でき、長時間の使用にも適しています。一方、コードレス掃除機は、取り回しが良く、どこでも自由に使えるのが利点です。
バッテリーの持続時間が課題ですが、最近のモデルでは充電時間の短縮と持続時間の延長が進み、実用性が向上しています。
また、一部のモデルでは、交換用バッテリーが付属しており、長時間の使用も可能なことがあります。
多機能化&多様化
現代の掃除機は、多機能化・多様化が進んでいます。一例を挙げましょう。
- 静音モデル
- 軽量モデル
- 高性能フィルター(HEPAフィルター等)
- 赤外線センサー
- ライト付き
- 自走式機能付き
- スタンド付き
- デザイン重視
- 連続駆動時間重視
- 吸引力(パワー)重視
- 豊富なアタッチメント
- スマホアプリ連携
- AI技術搭載
- 高効率な消費電力
このように、現在では掃除機が多機能化・多様化しており、好みにあったモデルを消費者が選択することが可能です。人により何を重視するかが異なるので、大変ありがたいことですね。
自分あった製品を選択することにより、掃除の手間が大幅に軽減され、生活がさらに便利になります。古いモデルをご利用の方にとっては、買い換えることで大きなメリットを得られることもあるでしょう。
特に5年・10年と掃除機を変えていない方は、是非この機会に検討してみてはいかがでしょうか。
電化製品には設計上の標準使用年数が想定されており、掃除機は6~7年とされていることが多いようです。使用年数を超えている場合は、是非この機会に買い換えをお勧めします。
まとめ
以上、掃除機の日に関連した情報のご案内でした。
是非この機会に「5月30日は掃除機の日なんだよ。知ってた!?」というところから、家族の話題にしてみてはいかがでしょうか。きっと家族のコミュニケーションにもなるはずですよ。
そして、是非イベントにも参加してみてはいかがでしょうか。
本ページをきっかけに、掃除機の正しい使い方の確認や、新しい掃除機を検討するきっかけづくり。また、掃除の楽しみや、生活の質を高めるお手伝いができれば幸いです。