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クリスマス&お正月の準備に、冷蔵庫掃除と食材の整理整頓・断捨離をしましょう【年末大掃除】

クリスマス&お正月の準備に、冷蔵庫掃除と食材の整理整頓・断捨離をしましょう【年末大掃除】

年末が近づき、クリスマスやお正月の準備に忙しい季節となりました。特にこの時期、食材を買いだめする機会が増え、冷蔵庫の中がパンパンになってしまう方も多いのではないでしょうか?

でも、そうなる前にちょっと待ってください。冷蔵庫の中、汚れていませんか。整理整頓・断捨離はできていますか。

この時期の冷蔵庫のお掃除は、年末年始のごちそう食材を買いだめする直前ということ。加えて年末大掃除の一環としても最適なタイミングです。使いきれていない食材や、気づかないうちに放置されていた食品を処分し、冷蔵庫を綺麗にお掃除して新年を迎える準備をしましょう。

本記事では、スッキリ清潔な冷蔵庫で、気持ちよく年末年始を迎えるためのお役立ち情報を解説していきます。

年末・クリスマス前に冷蔵庫を掃除・整理整頓・断捨離するメリット

寒いし忙しいしで、年末やクリスマス前に冷蔵庫なんて掃除したくない……と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかしながら冒頭でも軽く触れたとおり、この時期は一年で最も冷蔵庫掃除に向いている時期と言っても過言ではないのです。

まずは、なぜこの時期に冷蔵庫を掃除するとよいのか、改めてメリットを明確にしてみます。それを知った上で、「じゃあせっかくだから掃除をしてみようかな」とお考えいただければ幸いです。

冷蔵庫の必要なスペースを確保できる

クリスマスや年末が近づくと、普段以上に食材を買い込む機会が増えます。年末年始はお店が休みになることや、家族や親戚、友人が集まることもあるでしょう。そのため、おそらくは一年で最も買い込む方が多い時期ではないでしょうか。

そんなこの時期、冷蔵庫の中がパンパンになる前に掃除や整理整頓・断捨離をしておくことで、必要なスペースを確保することができます。

特に、余分なものが残っていると、新しい食材を入れる際に無駄なスペースを取られるだけでなく、古いものが埋もれて存在を忘れてしまう原因になります。掃除や整理整頓・断捨離を通じて、すでに期限が切れている食品や使い切れなかった調味料を処分すれば、空間を広く使えるうえに食品ロスも防げます。

また、整理された冷蔵庫は「どこに何があるのか」がひと目でわかるため、料理の効率も上がります。余裕のある冷蔵庫で食材を管理することは、この繁忙期にこそ大切な準備のひとつと言えるでしょう。

食材が傷みにくい

年末やクリスマス前のこの時期は、気温が低いため冷蔵庫の掃除が特にしやすい時期でもあります。冷蔵庫を掃除する際には、一時的に食材を外に出す必要がありますが、冬の寒い気候のおかげで食材が傷む心配が少なくなります。

例えば、冷蔵庫内の食品を一時的にベランダや玄関に出しておけば、冷蔵庫の冷気とほぼ同じ環境で保存することが可能です。これにより、掃除中も食材の鮮度を比較的保つことができます。

夏場ではすぐに傷んでしまいがちな食品も、冬なら比較的安心して外に置いておけるため、落ち着いて掃除に集中することができるのです。

また、気温が低いと冷凍庫の中身も溶けにくく、冷凍食品を扱う際のストレスが軽減されます。寒い時期をうまく利用することで、より効率的に冷蔵庫掃除を進められるでしょう。

庫内の温度が上がりにくい

冷蔵庫・冷凍庫を掃除する際には、扉を開けることになります。当然ですが、冷気は時間と共に逃げていきます。

食材が傷みにくいことと関連してきますが、この時期は室温が低いことにより、冷気が逃げていく量が少ない。つまりは、冷蔵・冷凍庫内の温度が上がりにくいのです。

例えば室温が10度であれば、どんなに時間をかけて掃除しても10度よりは庫内の温度は上がらないので、掃除が終わった際に冷蔵庫が頑張る量(=電気代や負荷)も減ります。

逆に考えると、夏に冷蔵庫掃除をすれば、夏の暑さですぐ高温になり、掃除後は特に頑張る必要があります。その分、電気代も掛かることになるので、冬の方が省エネになるというわけですね。

年末大掃除をやった感がある

年末の風物詩ともいえる「大掃除」。その中でも冷蔵庫の掃除を行うと、「年末準備が一つ進んだ、普段やらないお掃除(年末大掃除)をやった!」という達成感を得られるのが嬉しいポイントです。

冷蔵庫の掃除は、意外と見落とされがちですが、実際に取り組んでみると「ここまで汚れていたのか!」と驚くことが多い場所でもあります。

普段手を付けない場所をしっかりきれいにすることで、新しい年を清々しい気持ちで迎える準備が整います。

冷蔵庫一つでも、年末大掃除をやったと言えるの、いいかも!

冷蔵庫をお掃除する事前準備

冷蔵庫掃除の事前準備を考える

冷蔵庫の掃除は、計画的に準備をしておくことでスムーズに進めることができます。効率よく掃除を行うためには、事前に必要な道具や手順を考慮することが重要です。

ここでは、冷蔵庫掃除の前に準備しておきたいポイントを具体的に紹介します。

お掃除用具・便利グッズの購入・用意

冷蔵庫掃除を始める前に、必要な掃除用具や、あったらより良い便利グッズを準備しておきましょう。

  • 中性洗剤:食品を扱う場所なので、安全性の高い洗剤を選びましょう。
  • 柔らかい布やスポンジ:傷をつけないように、柔らかい素材のものが最適です。
  • 除菌スプレーやアルコールスプレー:庫内の衛生を保つために使用します。
  • 歯ブラシや小さなブラシ:細かい隙間やゴムパッキンの掃除に便利です。
  • ゴミ袋:不要な食品や包装を捨てるために用意しておきます。
  • クーラーボックス:入れておくと食材の品質を維持できます。
  • たくさんの氷:同上で、クーラーボックスと併用すれば冷蔵食品も品質を維持できます。
  • ドライアイス:同上で、クーラーボックスと併用すれば冷凍食品も品質を維持できます。

特に掃除用具が不足していると、途中で手を止めることになり効率が落ちてしまいます。

事前に必要なものを揃えておくことで、作業をスムーズに進めることができます。

必要に応じて暖房を切っておく

掃除中に冷蔵庫の食品を一時的に外に出す際、室内の気温が高いと冷蔵庫内の温度も上がります。また、食材を室内に一時置いておく場合は食品が傷むリスクがあります。

そのため、暖房を使用している場合は、冷蔵庫掃除の間だけ切っておくと安心です。

冬場の寒い時期なら、それだけで室温が低くなり、食品を比較的安心して保管&作業できる環境を整えられます。食材は玄関やベランダなど冷えた場所を利用するのも良いですね。

寒すぎると掃除中に辛かったり、手がかじかんでしまうこともありそう。温かい手袋や防寒具を用意すると良いかもです。

お掃除直前の準備

掃除に取り掛かる前に、すぐ使える状態で掃除道具を準備しておきましょう。掃除を始めてから必要なものを探す手間を省くためにも、手元に揃えておくことが大切です。

以下の手順を参考に、効率的に準備を進めてみてください。

  1. 道具をまとめる:スポンジや布、洗剤、ゴミ袋など、必要なものをひとまとめにしておく。
  2. 電源を確認する:掃除中に冷蔵庫の電源を切る場合は、コンセントの位置やコードの状態を事前に確認。
  3. 食品の一時置き場を決める:冷蔵庫内の食品を置くためのクーラーボックスや大きな容器を用意する。

これらの準備を整えておけば、掃除中のトラブルや無駄な時間を減らすことができます。

冷蔵庫の中身を減らしておく

冷蔵庫を掃除する少し前の段階から、できるだけ中身を減らしておくことが重要です。掃除の際には中の食品を一時的に取り出す必要があるため、食品が少ない状態の方が効率的に進められるからです。

掃除を計画する一週間ほど前から、冷蔵庫内の食材を積極的に使い切るように心がけましょう。また、掃除の直前に大量に買い物をすると作業が大変になるので、タイミングを調整することも重要です。傷みやすい食品が少ないと、掃除中に食品を保管する手間も減らせます。

冷蔵庫の中身を減らすより具体的な方法を、次項で深掘りしていきたいと思います。

冷蔵庫の中身を整理整頓・断捨離する

パンパンになった冷蔵庫を整理整頓・断捨離する

冷蔵庫の中身を整理することは、冷蔵庫の大掃除には大切な作業です。庫内には、つい忘れてしまった食材や、使い切れなかった食品が眠っていることがよくあります。

この機会にしっかりと中身を見直し、無駄を減らすと同時に、冷蔵庫をすっきりと整えましょう。

期限切れの食品・食材を捨てる

まず最初に取り組みたいのは「賞味期限」や「消費期限」が切れている食品や食材の処分です。冷蔵庫の中を整理していると、気づかないうちに期限が過ぎてしまった食品が見つかることがよくあります。

整理のポイント

  1. 賞味期限と消費期限を確認
    賞味期限は「美味しく食べられる期間」、消費期限は「安全に食べられる期間」です。消費期限が過ぎたものは迷わず処分しましょう。それらが記載されていないもので、安全性に疑問があるものも処分しましょう。
  2. 怪しいものは匂いや見た目をチェック
    パッケージが膨張していたり、変色している場合は腐敗している可能性が高いため、すぐに処分します。
  3. 定期的な確認を習慣化
    月に一度など、冷蔵庫の中身を点検する習慣をつけることで、今後の期限切れ食品の発生を減らせます。

期限切れ食品を取り除くことで、冷蔵庫の中がすっきりとし、衛生面でも安心できる状態になります。

ずっと使用しなかった食材を消費する

冷蔵庫の中には、買ったはいいものの「いつか使おう」と思いながら放置されている食材が少なからずあるはずです。この機会にそれらを消費して、無駄なく使い切りましょう。

消費するための工夫

  1. 献立を立てる
    使い切れていない食材をメインにした献立を考え、意識的に消費します。例えば、余った野菜や缶詰はスープやカレーに活用できます。
  2. まとめて料理して冷凍保存
    一度に調理してしまい、食べきれない分は冷凍しておくことで食品ロスを防ぎます。この場合、掃除に備えてクーラーボックスやドライアイスも用意しておくと良いでしょう。
  3. 優先的に使う場所に置く
    「早く使うべき食材」を冷蔵庫の手前に配置しておくことで、忘れずに消費しやすくなります。

普段手を付けていなかった食材を使い切ることは、節約にもつながりますし、新たなレシピを試すきっかけにもなりそうですね。

お料理サイトを参考に献立を考えてみると良いかもしれません。

使いそうにない食材は断捨離する

「買ったけれど使う予定がない」「好みではない」など、今後も使いそうにない食材は思い切って断捨離することも重要です。

断捨離のポイント:

  1. 判断基準を明確にする
    • 賞味期限が近いが使い道がない。
    • 一度も開封していないが食べる予定がない。
    • 過去に一度使ってみて好みに合わなかった。
    こうした食材は無理に残さず、必要としている人に譲るか、潔く処分しましょう。
  2. 食品を寄付する・人にあげる
    未開封でまだ期限内の食材であれば、フードバンクや寄付団体に提供することも一つの選択肢です。無駄にせず誰かの役に立てるので、気持ちもすっきりします。
  3. 今後の買い物を見直す
    「使わない食材」を発見することは、自分の買い物の傾向を知る良い機会です。次からは計画的に食材を購入するよう心がけましょう。

無理に「もったいない」と取っておくと、冷蔵庫のスペースが圧迫され、結果的に他の食品の管理もしづらくなります。

冷蔵庫内を断捨離することで、必要なものだけが残り、使いやすく整理整頓された状態を保てます。

冷蔵庫掃除の基本ステップ

冷蔵庫掃除

冷蔵庫の掃除は、段取りをしっかりと計画し、効率的に行うことで手間を減らし、ピカピカの状態を取り戻すことができます。

ここでは、冷蔵庫掃除の具体的な手順を5つのステップに分けて解説します。それぞれのポイントを押さえて、冷蔵庫をすっきり清潔に保ちましょう。

中身をすべて取り出す

冷蔵庫掃除の第一歩は、中に入っているすべての食品を取り出すことです。この作業が掃除の効率を左右する大切なポイントとなります。食品を取り出す際には、以下の手順を意識しましょう。

  1. 一時的な保管場所を確保
    食材を一時的に置くためのテーブルやクーラーボックスを準備します。冬場であれば、玄関やベランダなど外気が冷たい場所に置いておくのも有効です。
  2. 食品を種類ごとに分ける
    取り出した食品を「冷蔵品」「冷凍品」「賞味期限切れ品」などに分類します。この作業を通じて、不要な食品を処分するきっかけにもなります。
  3. 傷んでいる食品は廃棄
    明らかに劣化している食品や賞味期限が切れているものは、このタイミングで廃棄しましょう。スペースを無駄にしないためにも、思い切って処分することが大切です。

冷蔵庫内を掃除するための道具と洗剤

食品を取り出したら、冷蔵庫内の掃除に取り掛かります。庫内を清潔にするための道具や洗剤を正しく選ぶことが、作業を効率的に進めるカギです。

おすすめの道具と洗剤は以下の通りです。

  • 中性洗剤:庫内の汚れを優しく落とすために適しています。食品を扱う場所なので、安全性の高いものを選びましょう。
  • 柔らかい布やスポンジ:表面を傷つけないよう、柔らかい素材の布やスポンジを使います。
  • 除菌スプレー:掃除後に庫内を除菌し、衛生的な状態を保つために使用します。
  • 歯ブラシや綿棒:ゴムパッキンや細かい隙間の汚れを落とすのに便利です。
  • タオルや新聞紙:霜取りの際に水を吸収するために使います。

これらの道具を準備し、掃除中にすぐ取り出せる状態にしておくことで、作業がスムーズに進みます。

整理整頓のコツ:食品の分類と仕分け

冷蔵庫を再び使い始める前に、食品を整理整頓して仕分けしておきましょう。これにより、次回の掃除の手間を減らし、冷蔵庫内の使いやすさが向上します。

具体的なコツは以下の通りです。

  1. 使用頻度で分類
    毎日使う食品(調味料、牛乳など)は取り出しやすい位置に配置し、使用頻度が低いものは奥に収納します。
  2. 保存方法に合わせてグループ分け
    冷蔵が必要な生鮮食品、冷凍庫に入れるべき食品など、保存方法に合わせて分けましょう。
  3. ラベルを活用
    手作り食品や保存容器に入れた食材にはラベルを貼り、中身と日付を記入しておくと便利です。

整理整頓を意識することで、庫内がごちゃごちゃになりにくくなり、食品ロスの防止にもつながります。

扉ポケットや引き出し部分の掃除ポイント

冷蔵庫の扉ポケットや引き出し部分は、特に汚れが溜まりやすい場所です。この部分の掃除では、細部まで丁寧に行うことが重要です。

以下の手順で効率よく掃除しましょう。

  1. 取り外せるパーツは取り外す
    扉ポケットや引き出しは、取り外して洗える場合が多いので、庫内から外してシンクで丸洗いします。
  2. 細かい部分はブラシで掃除
    取り外せない部分や隙間は、歯ブラシや綿棒を使って丁寧に汚れを落とします。
  3. 完全に乾かす
    洗ったパーツは完全に乾燥させてから元の位置に戻しましょう。水分が残っているとカビや臭いの原因になります。

扉ポケットは調味料やドリンク類が触れる頻度が高いため、特に清潔を保つよう心がけましょう。

冷凍庫の霜取りと効率的な片付け方法

冷凍庫の霜取りも、冷蔵庫掃除の重要な行程です。霜が溜まっていると冷却効果が低下するため、定期的に取り除く必要があります。

霜取りと片付けを効率よく行う方法は以下の通りです。

  1. 電源を切る
    冷凍庫の電源を切り、霜が溶けやすい状態にします。
  2. タオルや新聞紙で水を吸収
    溶けた霜の水が冷凍庫内に広がらないよう、あらかじめタオルや新聞紙を敷いておきます。
  3. ヘラを使って慎重に除去
    霜が溶けて柔らかくなったら、プラスチック製のヘラで優しく剥がします。金属製のものは庫内を傷つける恐れがあるため使用を避けましょう。
  4. 完全に拭き取る
    霜を取り除いた後は、冷凍庫内をしっかりと拭いて乾燥させます。

霜取りは定期的に行うことで、冷凍庫の効率が上がり、エネルギーの節約(節電)にもつながります。

まとめ

冷蔵庫のお掃除は今この時期が最適です。もうすぐクリスマスですが、まだまだお掃除は間に合います。

是非、今のうちから普段使わない食材などにも手を付け始めるなど、計画を立ててみてはいかがでしょうか。

冷蔵庫が綺麗だと、クリスマス・年末年始・お正月などのイベントをより気持ちよく過ごすことができるはずです。

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