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エアコンクリーニングで室外機は掃除するべき?掃除方法や業者に依頼した場合の相場注意点について

室外機のお掃除

エアコンを掃除する際、室外機まで掃除をするべきなのか迷う人も多いのではないでしょうか。そこで、室外機を掃除する方法や業者に依頼した際にどの程度の費用がかかるのかを解説します。

エアコンクリーニングで室外機も掃除するべき?

エアコンクリーニングは、エアコン本体や内部を掃除するものであると考える人が多いでしょう。しかし、本体だけではなく室外機も掃除する必要があるのです。なぜ掃除すべきなのか、3つの理由を紹介します。

室外機の故障や劣化につながる

エアコン本体同様、室外機も電化製品です。しかし、室内に設置する電化製品とは異なり、常に雨、風など外気に触れている室外機は、長期間使用することで部品や表面が劣化します。

結果として、室外機そのものが故障する可能性も高いです。点検といった目的も含めて、定期的に室外機を掃除することは非常に重要です。

ガタガタと大きな音がでるので騒音問題になる =

数カ月ぶりにエアコンのスイッチを入れたり、掃除をしていなかったりすると、ホコリやチリ、大きなゴミが蓄積します。

室外機に取り付けてあるフィルターにゴミが目詰まりすることで大きな音がるので、近隣住民との騒音トラブルに発展する可能性もあるでしょう。

空気の循環がスムーズに行えず電気代が高くなる

屋外に設置されている室外機には小さなホコリやゴミが入って蓄積し、空気口を塞ぐケースも多いです。

空気口が塞がれてしまうと空気が循環されず、電力消費量が増えて電気代が高くなります。

エアコンクリーニングの際に室外機を自分で掃除する方法

自分で室外機を掃除する方法を4つのステップに分けて解説します。具体的な掃除方法、注意点について確認したうえで掃除を進めましょう。

STEP1.室外機の外側を掃除する

室外機周辺に物を置いた状態にしている場合、空気の循環が悪くなるため注意が必要です。目立つゴミは取り除き、室外機本体の表面も水拭きをしておきましょう。

本体にゴミや汚れが付着しているようであれば最初に落とし、壁と室外機の間のゴミもほうきといった掃除道具を使って取り除きます。ゴミを取り除いた後は、ホースを使う、もしくはバケツに水を汲むなどして汚れを洗い流すことが大切です。

室外機は屋外に設置されており、強い雨風にさらされても簡単には故障しない造りになっています。そのため、水で洗い流すことも可能です。

STEP2.室外機のカバーを外して中(フィン)を掃除する

室外機の中のファンが汚れていると大きな音がしたり、故障したりといったトラブルにつながります。そのため、使わなくなった歯ブラシや掃除用ブラシを使用して詰まっているゴミをかき出し、掃除機で吸い取って除去しましょう。

フィンを覆っている網目状のパーツにも、汚れが詰まっているケースが多いです。網目の掃除は小さめの掃除用ブラシや歯ブラシで掃除をします。

ただし、力を入れてこすると網が変形するため、力を入れず丁寧に作業を進めることがポイントです。フィンの掃除は、無理に汚れを落とそうとすると故障したり怪我をしたりする可能性があるので、無理せずに行いましょう。

STEP3.見落としがちな室外機の裏も忘れずに!

室外機の裏にはホースや水抜き用の穴があるので、裏側のパーツに汚れが詰まっていないか確認しましょう。綿棒や割りばし、つまようじなどを使って汚れをかき出します。

室外機の下にある水抜き穴は、エアコンを使用する際に排水するものであり、穴が詰まると室外機内に水が溜まり、エアコンや室外機の故障につながるため注意が必要です。

穴はブラシを使用して汚れを取り除きますが、奥までしっかり掃除をすると故障の原因となるため、目で見える範囲、手が届く範囲に留めましょう。

STEP4.室外機周辺をきれいにする

室外機内部の掃除を行った後は、周辺の掃除も忘れずに行いましょう。

室外機のそばに物が置かれていると空気の循環を妨げる原因になり、消費電力量が増えて電気代がかさみます。周辺には物を置かず、片付けをすることが重要です。

自分で上蓋は外さずプロに依頼した方が良い

自分で上蓋を外す作業をすると、フィンで手を怪我する、基板やモーターなどに水がかかり故障するといったリスクがあります。 また、エアコンを使用していた場合は、コンセントを抜いてから一定時間置かなければ感電する可能性もあるため注意しなければなりません。そのため、自分で上蓋を外さず、業者に依頼した方が安全だといえます。

室外機クリーニングを業者に依頼する場合の相場と注意点

室外機のクリーニングを安全かつ確実に行うためには、業者に依頼する方法が有効です。

どの程度の料金で依頼できるのか、相場と注意点について解説します。

室外機クリーニングの相場

室外機クリーニングの相場は、室外機のみで6,000~8,000円、エアコンとセットで掃除を依頼するのであれば10,000~13,000円が相場です。

一般的にエアコンとセットのプランを扱っているケースが多く、室外機とエアコンをそれぞれ別にクリーニングするよりもお得な料金で依頼できます。

室外機クリーニングを業者に依頼する場合の注意点

室外機の内部は複雑な造りであり、故障や怪我のリスクを回避するためにも業者に依頼する必要があります。しかし、室外機の種類によってはクリーニングを行えないことがあるため注意が必要です。

例えば、天井吊りや型が古いもの、屋根置きタイプや通常の室外機よりも複雑なシステムを組み込んでいる機種などが挙げられます。クリーニングを行える機種や年式については業者ごとに違いがあるため、事前に問い合わせをしましょう。

まとめ

エアコンと比較すると重要視されないケースが多い室外機のクリーニングですが、屋外に設置するため汚れが蓄積しやすい電子機器です。汚れを取り除かなければ故障する可能性があります。

しかし、自分でクリーニングをすると、クリーニング作業が原因で故障したり怪我をしたりすることもあるので注意が必要です。そのため、安全にしっかり作業を行える業者にクリーニングを依頼しましょう。

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