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【夏じまい】暑さが過ぎた後に行うお掃除・お手入れとは!?エアコン・扇風機など各種ご紹介

夏じまい

2024年の夏は、本当に暑い夏でした。なんでも、気象庁が1898年に統計を取り始めてから、去年の2023年と並び最も気温が高い夏だったとのことです。

9月に入っても相変わらず30度を超える真夏日が続き、現在、暦上は秋の10月に入りました。ハウスクリーニングのアールおそうじセンターの事務所があるここ東京世田谷でも、10月2日には31度。10月4日も30度の真夏日予想です。

そのため、まだまだ夏気分で、各種冷房器具等を出したまま。なかなかしまうことができない……という方も多いのではないでしょうか!?

しかし10月5日からは気温も下がってきます。ひいては今週末からが「夏じまい」のお片付けをする絶好のチャンスと言えそうです。

そこで本ページでは、夏の終わりに行う、各種冷房器具などの夏シーズンのアイテムをしまうためのお掃除や、お手入れについて解説したいと思います。

これから急激に寒くなり、秋らしい日が増えてきますので、ぜひ週末以降、夏じまいを実施してみてください。

エアコンのお掃除・お手入れ

真夏日もある現在、エアコン(冷房)をまだまだ使っているご家庭は多いと思います。しかし、もう冷房は使わない!と決めた夏じまい後には、きちんとお掃除・お手入れを行うことを強くお勧めします。

フィルターのお掃除

エアコンのフィルターは、空気中のホコリや汚れを吸着し、部屋の空気をきれいに保つために重要な役割を果たしています。フィルターが詰まっていると、冷暖房の効率が低下し、電気代も無駄にかかるため、定期的な掃除が欠かせません。

夏の冷房機能を使い終えたタイミングでフィルターを掃除するのは、調度良いタイミングと言えるでしょう。

フィルターの取り外しと掃除

  1. 電源を切る:お掃除を始める前に、必ずエアコンの電源を切ります。
  2. フィルターの取り外し:エアコンのカバーを開けて、フィルターを丁寧に取り外します。フィルターは簡単に取り外せるよう設計されているため、説明書に従い、壊さないように外しましょう。
  3. 掃除機でホコリを吸い取る:まず、掃除機を使ってフィルターの表面に溜まったホコリを吸い取ります。両面とも念入りに掃除します。
  4. 水洗い:ホコリを取り除いた後、フィルターを水で洗い流します。特に汚れがひどい場合は、中性洗剤を使って優しくこすり洗いを行い、洗剤が残らないようしっかりとすすぎます。※水洗いできるか念のため説明書をご確認ください。
  5. 乾燥:フィルターをしっかりと乾燥させます。濡れたまま装着するとカビが発生する可能性があるため、必ず完全に乾いてから戻しましょう。

エアコン内部の結露・水分を防止する

冷房機能を利用すると、エアコン内部の結露により、内部に水分が残っている可能性があります。また、運転中は水分がホースから流れますが、停止後は受け皿となっているドレンパンに水分が残ってしまうことも。

これらに起因し、カビの繁殖や水分が腐り、エアコン内部が汚染されてしまうことがあります。

近年のエアコンには、内部を自動で乾燥してくれる「内部クリーン機能」が搭載されているモデルもあります。この機能を活用することで、エアコン内部の水分を飛ばし、カビや臭いを防ぐことができます。

以下は一例です。

  1. クリーン機能の設定:リモコンの「クリーンモード」や「内部乾燥モード」のボタンを押し、運転を開始します。機能が自動で作動し、内部の湿気を取り除きます。
  2. 送風時間の設定:送風時間は自動で設定されることが多いですが、手動で設定できる場合は、説明書を参照しましょう。

内部クリーン機能が無いエアコンの場合は、「暖房」モードに切り替えて設定温度を高くし、数時間以上エアコンを稼働させます。これにより、エアコン内部の水分を飛ばすことが可能です。

室外機のメンテナンス

エアコンの効率的な運転を維持するためには、室外機のメンテナンスも欠かせません。室外機が汚れたり、障害物で風通しが悪くなると、エアコンの冷暖房効率が低下し、電力消費も増えてしまいます。

ちょうど良いタイミングですので、この機会に室外機をチェックされると良いでしょう。

また、夏の間はエアコンに「日よけシェード」を付けているケースも多いと思います。もう必要がない場合は取り外しておきます。

プロのクリーニングサービスのご検討もお勧め

自分で行うフィルター掃除や内部クリーン機能では対応できない部分や、奥深くに溜まったホコリやカビは、プロのクリーニングサービスを利用するのがベストです。エアコンの内部まで徹底的に清掃することで、より効果的にエアコンの性能を引き出すことができます。

これから冬にかけ、暖房を使う時期になると依頼が増えますので、今のうちに申し込むのは良い選択と言えるでしょう。

弊社でもエアコンクリーニングのサービスを行っておりますので、是非お気軽にお問い合せください。

送風機器のお掃除・お手入れ

扇風機

夏の間、部屋の空気を循環させるために大活躍した送風機器。これらもしっかりとお掃除とお手入れをしてから保管することで、来シーズンもすぐに快適に使用することができます。

具体的に各種送風機器のメンテナンス方法を見ていきましょう。

扇風機

扇風機は昔ながらのシンプルな構造ながら、夏には欠かせない家電です。羽根やカバー部分にホコリがたまりやすいため、きちんとお手入れをしておくことで来年も使いやすくなります。

羽根の掃除

羽根はホコリが付きやすく、放置すると風を送る効率が悪くなります。羽根を取り外して、中性洗剤を使って水洗いしましょう。洗った後は、しっかりと乾かしてから取り付けます。乾ききらないうちに組み立ててしまうと、カビが発生する原因となるため注意が必要です。

ガードやフレーム部分の掃除

羽根を囲んでいるガード部分もホコリが付着しやすい場所です。こちらも取り外して、水洗いまたは乾いた布で拭き取ります。ガードは細かい網目になっているため、歯ブラシなどを使って細かい部分までしっかりと掃除するのがおすすめです。

モーター部分の点検

モーター周辺には直接水がかからないように注意しましょう。ホコリが溜まりやすい部分ですが、モーター内部にホコリが入り込むと故障の原因となるため、エアダスターなどを使ってホコリを吹き飛ばす程度に留めます。

サーキュレーター/送風機

サーキュレーターや送風機は、室内の空気を効果的に循環させる機器として、扇風機とはまた別の役割を果たします。

サーキュレーターは冬場も有効に使えるので、かたづける必要はありません。しかし、このタイミングで一度お手入れを挟むと秋・冬も気持ちよく使えることでしょう。

羽根や内側の掃除

サーキュレーターの羽根は扇風機よりも小型で、空気を強力に送るために高速回転します。取り外せる部分は取り外し、水洗いまたは乾拭きで掃除しましょう。羽根の裏側や内部にホコリが蓄積しやすいので、丁寧にお手入れを行います。

ファンの向きや角度の調整

サーキュレーターは風向きを変えやすいのが特徴です。お掃除の際に、回転部分がスムーズに動くかどうかも確認しておきましょう。油が切れている場合は、潤滑油をさしておくと動きが改善されます。

モーターのメンテナンス

扇風機同様、モーター部分に水がかからないよう注意し、内部のホコリはエアダスターで取り除くと良いでしょう。また、使用中に異音がする場合は、内部の点検を検討しても良いでしょう。

冷風機/冷風扇(気化式)

冷風機や冷風扇は、気化熱を利用して涼しい風を送る送風機器です。これらは水を使うため、カビや水垢が発生しやすく、メンテナンスが欠かせません。

冬場は通常使いませんので、きちんとお掃除・お手入れして夏じまいしましょう。

一口に冷風機/冷風扇と言っても、方式が異なる場合もあります。ここでは一般的な気化式タイプとしてご案内します。

フィルターと水タンクの掃除

冷風機のフィルターや水タンクは、もともと定期的に掃除をする必要があります。フィルターは水で洗い流し、しっかり乾かしてから元に戻します。水タンクは水をすべて抜き、中性洗剤で内部を洗浄しましょう。特に夏の終わりには、内部が完全に乾燥した状態で保管することが大切です。

空気吹出口の掃除

冷風機の吹出口もホコリが溜まりやすい場所です。ブラシや乾いた布で丁寧に拭き取ることで、風の通り道を確保し、効率的に冷風を送ることができます。

ハンディファン/デスクファン

手軽に持ち運べるハンディファンやデスクファンは、近年、外出先やオフィスで人気です。これらの小型の送風機も、夏じまいのお手入れをしておくと良いでしょう。

羽根の取り外しと掃除

ハンディファンやデスクファンも、羽根部分にホコリが付着します。小型のため掃除しにくい部分もありますが、可能であれば羽根を取り外して中性洗剤で洗い、しっかり乾燥させます。取り外せない場合は、乾いた布で丁寧に拭き取るだけでも効果的です。

USBポートやバッテリー部分の点検

ハンディファンやデスクファンは、USB充電式のものが多いです。充電ポート部分にホコリが溜まっていると接触不良を起こすことがあるので、綿棒やエアダスターで軽く掃除しましょう。また、バッテリーの消耗が激しい場合は交換も視野に入れましょう。

保管時の注意点

ハンディファンやデスクファンは小型で持ち運びやすいため、収納時も場所を取らないのが特徴です。ただし、長期間保管する場合は、電池を取り外しておくことでバッテリーの劣化を防ぐことができます。また、カバーや収納袋に入れて、ホコリが溜まらないように保管しましょう。

寝具のお掃除・お手入れ

冷感マット

夏の終わりには、夏向けの寝具もしっかりとお掃除し、適切に夏じまいすることが大切です。ここでは、各種夏用寝具のメンテナンス方法についてご紹介します。

夏用・冷感マット・クールジェルマット

冷感マットやクールジェルマットは、夏場の寝苦しい夜にひんやりとした涼しさをもたらしてくれます。しかし、汗や皮脂、ホコリが蓄積されやすいため、夏じまい時にはしっかりとお手入れをする必要があります。

表面の拭き掃除

クールジェルマットは基本的に水洗いができないタイプが多いため、湿った布で表面を拭き取りましょう。汗や皮脂の汚れは残りやすいので、中性洗剤を薄めた水で布を濡らし、軽く拭き取ると効果的です。洗剤が残らないように、最後は水拭きでしっかり拭き上げます。

風通しの良い場所で乾燥

水拭きをした後は、風通しの良い場所で完全に乾かすことが大切です。湿気が残ったままだとカビが発生する原因となるため、必ずしっかりと乾燥させましょう。特に収納前には十分な乾燥を行うことが必要です。

保管時のポイント

クールジェルマットを保管する際は、直射日光の当たらない涼しい場所にしまいましょう。また、折りたたむときには折り目がつかないように注意し、できれば平らに保管するのが理想です。袋や専用のケースがあれば、それに入れておくとホコリがつきにくくなります。

夏用・冷感シーツ

夏用冷感シーツも頻繁に使用することで、汗や皮脂が溜まりやすいため、しっかりとしたお手入れが必要です。

洗濯方法

冷感シーツは、通常のシーツと同様に洗濯機で洗うことが可能な場合が多いです。しかし、冷感素材はデリケートなため、洗濯表示を確認し、適切な温度で洗濯しましょう。冷水またはぬるま湯で、優しい洗剤を使って洗うことをお勧めします。漂白剤は繊維を傷める可能性があるため、避けるようにしてください。

乾燥方法

冷感シーツは乾燥機にかけると素材が劣化する場合があるため、陰干しが理想的です。直射日光は避け、風通しの良い場所で自然乾燥させることで、素材の寿命を延ばすことができます。

保管時のポイント

清潔に洗った冷感シーツは、しっかりと乾かしてから畳み、風通しの良い場所に保管します。湿気がこもりやすいクローゼットや押し入れにしまう場合は、乾燥剤を一緒に入れておくと湿気対策ができます。

夏用・冷感枕カバー

夏用の冷感枕カバーも、夏の汗や皮脂を吸収しやすいアイテムです。

洗濯と乾燥

冷感枕カバーも、シーツと同様に洗濯機で洗うことができます。特に顔に触れる部分は汚れが蓄積しやすいため、こまめに洗うことが重要です。冷水でやさしく洗い、漂白剤は使用しないようにしましょう。また、乾燥は陰干しがおすすめです。乾燥機は避け、自然乾燥させることで冷感効果を損なわないようにします。

収納のコツ

枕カバーは、コンパクトに畳んで湿気の少ない場所に保管します。冷感素材は湿気を吸いやすいため、カビ防止のために乾燥剤を一緒に保管すると良いでしょう。また、長期間保管する際は、ホコリを防ぐために袋に入れておくと安心です。

その他屋内のお掃除・お手入れ

アルミシート

夏の終わりには、冷房器具や寝具だけでなく、屋内のさまざまな夏用アイテムも夏じまいのお手入れをして、次のシーズンに備えたいものです。

ここでは、夏に活躍した遮熱カーテンやアルミシート、夏用のラグやカーペット、そして夏服のお手入れ方法をご紹介します。

遮熱カーテン

遮熱カーテンは、夏の強い日差しを遮り、室内温度の上昇を防ぐ役割を果たします。しかし、ほこりや汚れが付きやすく、放置しておくとカビの原因になることもあるため、定期的な掃除と保管時のケアが重要です。

洗濯方法

遮熱カーテンは、取り扱い表示を確認した上で、洗濯機で洗えるタイプであれば、適切な方法で洗濯します。大抵は冷水またはぬるま湯で、やさしく洗うことが推奨されており、漂白剤の使用は避けましょう。カーテンのフックを外し、洗濯ネットを使うことで、生地の傷みを防ぐことができます。

乾燥方法

乾燥機の使用は避け、カーテンは風通しの良い場所で陰干しします。直射日光に当てると遮熱効果が低下する恐れがあるため、日陰で干すことが重要です。しわになりやすい場合は、軽くアイロンをかけて整えておくと良いでしょう。

保管時の注意点

清潔にした遮熱カーテンは、湿気の少ない場所で保管します。カビ防止のため、カーテンを折りたたむ際には乾燥剤を一緒に入れると安心です。また、カーテンをきれいに畳んでおくことで、次のシーズンに使用する際にすぐ取り出して使えます。

遮熱シート/アルミシート

遮熱シートやアルミシートは、窓等の断熱性の低い部分に貼り付けることで、日光を反射し室温の上昇を抑える効果があります。特に強力な西日の入る窓などで、夏場お世話になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

夏の終わりには綺麗に剥がす&メンテナンスを行い、来シーズンも使用できるようにしましょう。

シートの表面掃除

汚れがある場合は、柔らかい布やスポンジに中性洗剤を少量つけて軽く拭き、洗剤が残らないように水拭きで仕上げます。

特にシートを貼った跡の窓は、傷を付けないようにやさしく拭き取りましょう。

保管方法

アルミシートや遮熱シートを再利用する場合は、表面が折れ曲がらないように注意しながら、丁寧に丸めて保管します。折り目がつくと、次に使用する際にシワになり、遮熱効果が低下する可能性があるため、専用の収納袋や大きめの箱に入れて保管すると良いでしょう。

夏用ラグ・カーペット

夏用のラグやカーペットは、通気性や速乾性に優れた素材が使われており、室内を過ごしやすくしてくれます。しかし、汗や湿気、ほこりが溜まりやすいため、定期的に掃除をしてから保管することが大切です。

掃除機でのホコリ取り

まず、ラグやカーペットは掃除機で表面のホコリやゴミをしっかりと吸い取ります。特に夏場は、汗や食べこぼしなどで汚れがつきやすいので、念入りに掃除機をかけましょう。掃除機だけでは取り切れない汚れがある場合は、コロコロ(粘着クリーナー)を使うとより効果的です。

洗濯またはクリーニング

小さなラグであれば、自宅の洗濯機で洗える場合があります。洗濯表示を確認し、冷水またはぬるま湯で洗濯を行います。大きなカーペットや洗濯が難しい素材のものは、専門のクリーニングに出すのが良いでしょう。特に汚れがひどい場合や、手入れが難しい場合はプロのクリーニングに任せることをおすすめします。

乾燥と保管

洗濯後は、直射日光を避け、風通しの良い場所で陰干しします。しっかりと乾かした後に、湿気がこもらないように丸めて保管します。ラグやカーペットは、収納袋に入れたり、乾燥剤を一緒に入れることでカビやダニの発生を防ぐことができます。

夏用の服

夏の間に活躍した薄手の服や通気性の良い素材の服も、季節の変わり目にしっかりとお手入れをしてから保管することが大切です。汗や皮脂が残ったままの状態で保管すると、シミや臭いが発生することがあるため、適切なケアが必要。

洗濯と乾燥

夏服は、特に汗や皮脂が付着しやすいため、シーズン終わりには必ず洗濯をしてから保管します。通常の洗濯で十分ですが、特に汗ジミが気になる場合は、洗濯前に部分洗いを行ってから全体を洗うと効果的です。乾燥機は生地を傷める恐れがあるため、陰干しでしっかり乾燥させましょう。

衣類の防虫対策

保管時には、防虫剤を使用することが推奨されます。特に天然素材の衣類(リネンやコットン)は虫が付きやすいため、防虫剤を適切に配置することが大切です。また、収納する前に完全に乾燥させ、湿気がこもらないようにすることで、カビの発生も防げます。

収納時の注意点

夏服は、できるだけシワがつかないようにたたんで保管しましょう。シワが気になる素材は、ハンガーにかけて保管するのが良いでしょう。湿気の多い場所は避け、クローゼット内に乾燥剤や防虫剤を一緒に入れて、清潔な状態で次のシーズンを迎えられるようにします。

その他屋外のお掃除・お手入れ

すだれ

夏の間に屋外で活躍したアイテムも、シーズンオフにはしっかりとしたお掃除とお手入れで夏じまいを行い、次のシーズンに備えることが大切です。

すだれ・よしず

すだれやよしずは、夏の強い日差しを和らげ、涼しげな見た目も兼ね備えた昔ながらの便利アイテムです。しかしほこりや雨水による汚れが付着し、カビが生えることもあるため、シーズン後にはしっかりと掃除をしてから保管しましょう。

ほこりや汚れの除去

すだれやよしずは、屋外に設置されているため、砂やほこり、雨水などで汚れが付着します。掃除の際は、まずブラシや柔らかいほうきで表面のホコリやゴミを払い落としましょう。細かい部分の汚れには、乾いた布や軽く湿らせた布で拭き取ると効果的です。

水洗いと乾燥

特に汚れがひどい場合は、水で丸洗いすることをおすすめします。すだれを平らな場所に広げて、ホースなどで水をかけ、汚れを流します。水で洗った後は風通しの良い場所で十分に乾かしてください。湿ったまま収納するとカビが生える可能性があるため、完全に乾くまで放置することが大切です。

保管方法

乾燥したすだれは、折りたたんで湿気の少ない場所に保管します。すだれが曲がったり、折れたりしないように、できるだけ平らにして保管すると良いでしょう。また、防虫剤を一緒に入れておくことで、虫害から守ることができます。

屋外サンシェード

サンシェードは、強い日差しを遮ることで屋外の快適な空間を作り出してくれる人気の日よけアイテムです。

必然的に日光や風雨にさらされることが多いため、メンテナンスをしっかり行わないと劣化が早まる可能性があります。

汚れの除去

サンシェードには砂やほこり、鳥の糞などが付着しやすいため、定期的に掃除が必要です。まず、表面をブラシや乾いた布で軽くこすり、汚れを取り除きます。汚れがひどい場合は、中性洗剤を薄めた水で布を湿らせて拭き取り、その後は洗剤が残らないように水でしっかりすすぎましょう。

乾燥と保管

水洗い後は、しっかりと陰干しして乾燥させます。濡れたままの状態で収納するとカビが発生する恐れがあるため、十分に乾かすことが重要です。収納時は、サンシェードをコンパクトにたたみ、専用の収納袋や箱に入れて湿気の少ない場所に保管します。

プール

さすがに10月までプールを外に出しっぱなしのご家庭は少ないと思いますが、忙しくて放っておいた方も、さすがに夏じまいしましょう。

水垢やカビが付着したまま放置すると、次に使う時に衛生的に問題があるため、面倒ですが適切なお手入れを忘れずに。

水の抜き方と掃除

まず、プールの水を完全に抜きます。その後、プールの内側と外側を中性洗剤を使ってスポンジや布で丁寧に洗います。特に汚れが溜まりやすい底や角の部分をしっかりと掃除しましょう。洗剤の残りがないように、洗い流した後は、しっかりと水で流します。

乾燥と保管

掃除が終わったら、プールを風通しの良い場所で陰干しして完全に乾かします。濡れたまま折りたたむと、カビや悪臭の原因となるので、必ず乾燥させることが重要です。プールが乾いたら、空気をしっかり抜いてからコンパクトに畳み、収納袋や箱に入れて保管します。できるだけ湿気の少ない場所に保管するのが理想的です。

パラソル

パラソルは、日差しを遮るための便利なアイテムですが、長時間屋外に置かれることが多いため、日光や雨風によるダメージを受けやすいです。正しいお手入れをすることで、次のシーズンも安心して使うことができます。

布部分の掃除

パラソルの布部分には、ホコリや汚れが溜まりやすいです。掃除の際は、まず柔らかいブラシやほうきで表面のホコリを払い落とします。その後、中性洗剤を水で薄めた溶液を使い、布部分を軽く拭き取ります。布がデリケートな場合があるので、あまり強くこすらず、汚れを優しく落とすように心がけましょう。

フレーム部分の掃除

フレーム部分は金属やプラスチック製が多く、こちらにもホコリや砂が溜まりやすいです。乾いた布で拭き取り、必要に応じて中性洗剤を使って掃除します。金属部分は特にサビが発生しないように注意し、掃除後はしっかりと乾かします。

乾燥と保管

パラソル全体をしっかり乾かした後、折りたたんで保管します。収納袋が付属している場合は、その袋に入れて湿気の少ない場所に保管するのが理想的です。また、フレームの金属部分が錆びないよう、防錆剤を塗布しておくこともおすすめです。

まとめ

以上、夏の終わりの「夏じまい」に関連する、お掃除・お手入れ・メンテナンスなどをご紹介しました。

通常なら10月にはとっくに済んでいる時期だと思いますが、本当に去年から今年にかけての夏は、暑くて大変でしたね。さすがに10月5日以降は真夏日ももうなくなってくると思います。

もしもまだ夏じまいが済んでいない冷房器具やアイテムがあれば、是非今週末にでも実施してみてはいかがでしょうか。

丁寧に行っておけば、来年の夏もきっと快適に過ごすことができることでしょう。

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