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プロが教える!失敗しないハウスクリーニング業者の選び方12項目。よくある失敗・トラブル例もご紹介

「せっかくお金を払ってハウスクリーニングを頼んだのに、仕上がりがイマイチだった…」「思ったより高額な請求をされてしまった…」そんな経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そのような失敗やトラブルを回避するためには、業者選びがとても重要です。しかし、インターネットで検索すると数多くの業者があり、どこに依頼すればいいのか迷ってしまいますよね。

しかしながら、複数の要素を元に判断すれば、より良いハウスクリーニング業者を選ぶことが可能です。もちろん実際には清掃に来てくれるスタッフの当たり・外れはあるかもしれません。……が、失敗・トラブルの可能性を下げることは可能なのです。

この記事では、ハウスクリーニングのプロの視点から、失敗しない業者の選び方の全12項目を解説します。適正な価格でトラブル無く満足できるサービスを受けるために、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

よくある失敗・トラブル例

失敗やトラブルを避け、より良い業者の選び方を知るためには、まずはどういった失敗やトラブルがあるのかを知っておくことが重要です。

具体的に見ていきましょう。

期待していたよりもクオリティが低かった

作業が雑で、クオリティがいまいち……もっと綺麗にしてくれると思った

ハウスクリーニングを依頼する際、多くの人が「プロに頼めばピカピカになる」と期待します。しかし、実際には「思ったほどきれいにならなかった」「まだ汚れが残っている」といった不満が残る場合もあるかもしれません。

特に、水回りやエアコン内部の清掃では細部の仕上がりが重要ですが、業者によっては手抜き作業をされるケースもあります。

また、作業後に指摘しても「これが限界です」と取り合ってもらえないこともあるかもしれません。

内部に染みこんでしまったカビ等、誰がどうやっても取れない汚れも存在することには注意が必要です。もちろんその場合はハウスクリーニング業者の技術的な問題ではありません。

破損や汚れのトラブルが発生→補償してくれなかった

破損があったのに作業時は何も言われず。後から申告しても取り合ってくれなかった

ハウスクリーニング中に、家具や床を傷つけられたり、作業ミスで汚れが広がってしまったりすることがあります。例えば、洗剤の使い方を誤り、フローリングが変色したり、ガラスを割られたりするケースもあります。

人間なのでミスは誰にでもあることですが、問題なのは「業者が補償や賠償・弁償に応じてくれないこと」です。これではお金を払ってお願いしたのに、最悪な気分になりますよね。

スタッフの対応・マナーが悪かった

来た人のマナーが最低。はじめてのハウスクリーニングだったのに気分が悪い

ハウスクリーニングは、業者のスタッフが家の中に入って作業を行うため、接客態度やマナーも大切なポイントです。しかし、中には「無愛想で説明が雑」「言葉遣いが乱暴」といった、対応の悪いスタッフに当たることもあります。

さらに、作業中に室内を乱暴に扱い、傷をつける、清掃後の後片付けが雑でゴミが残っているなど、マナー違反となるケースも。マナー教育がしっかりしている業者を選ぶことが重要です。

見積もりと請求額が違う(追加料金)

汚れが酷いと言われ、見積もり時とは異なる追加料金を請求された

「事前に見積もりを出してもらったのに、実際の請求額が大幅に高くなった」というトラブルもよくあります。

これは、業者が見積もりの際に説明しなかった追加料金を請求するケースや、作業後に以下の様後出しをされるケースがあるためです。

  • 「この汚れは特別な薬剤を使ったので追加料金がかかる」
  • 「特殊な汚れがあった」
  • 「オプションが必要だった」

これらは全くもって誠実ではありませんよね。

作業時間が極端に短い or 長すぎる

あっという間に終わってしまった。金額に対して作業時間が早すぎる。

作業時間が短すぎる場合、手抜き掃除をされている可能性があります。例えば、通常1時間程度かかるはずのエアコンクリーニングが30分で終わった場合、内部洗浄が不十分である可能性があります。

一方で、作業時間が長すぎる場合は、経験の浅いスタッフが作業しているか、業者が故意に時間を引き延ばしている可能性もあります。

長い・短い、どちらにしても困りますね。

悪質な営業や勧誘があった

要らないと言ってるのにあまりにしつこくてオプションをお願いしてしまった

清掃作業後に「次回の予約をしないと割引にならない」と強引に契約を迫る業者や、不必要なオプションを執拗に勧める業者、相場よりも激安価格を謳っておきながら別の高額サービス・商品を購入させる手口も存在します。

そこまで露骨でなくとも、「エアコン内部がかなり汚れているので、特別な洗浄を追加しないとダメです」と不安を煽り、追加サービスを勧めるケースもあります。

また、個人宅への飛び込みのハウスクリーニングの営業というのも、地域によってはあるらしいですね。その場合、契約してしまっても原則としてクーリング・オフができます。

現金払いしか受け付けていなかった

クレジットカードが使えなかった。金額が大きかったので現金を下ろすのが面倒だった

まだまだハウスクリーニング業界ではキャッシュレスに未対応のケースも多いです。高額なサービスの場合は困ってしまいますよね。

さらに良くないのは、ホームページなどに「キャッシュレス対応」と謳っているのに、いざ支払の際に「カードは使えません」と言われるようなケース。

機器トラブル・通信トラブルなどの不慮の場合を除き、これはいただけません。

キャンセル・日程変更でトラブル

業者の都合で日程を変更されたのに「すみません」のみ。こちらも予定は空けておいたのに。

急な予定変更でクリーニングの日程を変更しようとした際、高額なキャンセル料を請求されることがあります。当日や前日のキャンセル料がかかるのは一般的ですが、あまりに前からかかったり、キャンセルポリシーが無いような場合は問題です。

また、業者側の都合で急に予約をキャンセルされるケースもありますが、その際の補償がないこともあり得ます。

来たのはその会社の社員では無かった

実際に掃除に来たのは下請け業者の人だった。そんなのあり!?

契約した業者の名前で予約したにもかかわらず、実際に来たのは下請け業者やアルバイトだった、というケースもあります。

人手が足りない場合や、社員が少ない業者の場合はこのようなことが発生することがあるのです。

盗難があった

お掃除中、見ていないうちに盗難があった

ハウスクリーニングサービスを実施中、常に見ているわけにもいかないですよね。そのため、盗難が発生する可能性もゼロではありません。

この場合、犯罪に手を染める人が悪いのはもちろんですが、そのような人を採用・教育している会社も良くない可能性があるでしょう。優良なハウスクリーニング業者であれば、このような心配は限りなく少なくなります。

発覚したら一発でクビ&警察案件ですので、優良な会社で働いている人は普通そんなことはしないからです。

優良ハウスクリーニング業者の選び方12項目

ポイント

大変お待たせしました!いよいよ、より良い優良ハウスクリーニング業者を見つけるための12の選び方のポイントについてご紹介していきたいと思います。

これからご紹介する12項目は、1つあてはまれば優良ハウスクリーニング業者である、というわけではありません。それぞれ複数の項目がより多くあてはまる業者が、「より良いハウスクリーニング業者である可能性が高まるもの」とお考えください。

それでは選び方の項目を一つずつ見ていきましょう。

1.営業年数が長い

ハウスクリーニング業者を選ぶ際、営業年数の長さは一つの重要な指標になるといって良いでしょう。

そもそも会社は創業5年で6割が倒産・廃業すると言われます。サービスがいまいちなハウスクリーニング会社は、顧客満足が得られず、経営が立ちゆかなくなるのは必然です。

営業年数が長い=長年営業を続けられるということで、それだけ安定した技術力や信頼性がある証拠。言い換えれば、支持してくれるお客さんが大勢いる可能性が高いということです。

もちろん、新規業者の中にも優良な業者はあると思います。そういった業者は将来営業年数が長くなっていくことでしょう。

2.ハウスクリーニングが主業務

業者の中には、リフォーム会社や便利屋が副業的にハウスクリーニングを提供しているケースもあります。また、今では副業・複業ブームなので、個人がそういった副収入的な目的で行っている可能性もあるのです。

こうした業者では、専門的な技術やノウハウが不足していることが多く、掃除のクオリティが安定しない可能性があります。

一方、ハウスクリーニングを主業務としている業者は、専用の機材や洗剤を使い、より専門的な清掃を提供していることが多いです。業者のホームページなどで、清掃に関する実績や専門性を確認すると良いでしょう。

3.各種メディアにも取り上げられている

テレビや雑誌、ニュースサイトなどに取り上げられている業者は、それだけ信頼性が高い可能性があります。メディアに紹介されるには、一定の品質や評判が求められるため、悪徳業者が紹介されることはほぼありません。

ただし、広告枠として紹介されている場合もあるため、必ずしも絶対的な信頼基準にはなりません。口コミやレビューとあわせて確認し、メディア露出が多い業者は特に安心して利用できる可能性が高いはずです。

4.損害賠償保険に加入している

ハウスクリーニング作業中に、床や家具を傷つけてしまうトラブルはそこまで珍しくありません。こうした場合に備えて、損害賠償保険に加入している業者を選ぶことが重要です。

損害賠償保険に入っていない業者では、万が一の事故が起こっても補償が受けられず、依頼者が泣き寝入りすることになります。

大抵の場合は、自社にとってのアピールに繋がるため、公式ホームページに「損害保険・PL保険に加入しています」などの文言を掲載しているはず。逆に乗っていない場合は要注意です。

契約前に「万が一破損が発生した場合、どのような対応をしてくれるのか?」を確認し、保険に加入しているかどうかをチェックしましょう。

5.サービス内容が明確

「ハウスクリーニング」と一口に言っても、業者によって対応範囲が異なります。例えば浴室のお掃除をお願いした場合、浴槽エプロン内の洗浄や、室換気扇・乾燥機、鏡のウロコ落としなどどこまでが標準で行ってくれるかは異なります。

その他、以下の様なサービス全般が明確にされているかは非常に重要です。

  • 来てくれるスタッフの人数
  • かかる時間目安
  • 現地見積もりの有無
  • 料金
  • 追加料金の有無
  • 支払方法
  • 支払タイミング
  • 駐車スペースについて

例えばホームページや問い合せ・見積もり時のご案内メール等を通じ、明確にしてくれていればこちらも安心ですね。

これらのサービス内容が曖昧な業者に依頼すると、「思っていた内容とは違った」といったトラブルになりかねません。

どの範囲まで清掃してくれるのかを明確に説明してくれる業者がより良いハウスクリーニング業者です。

6.明朗会計

料金体系がわかりやすく、見積もりと実際の請求額に差がない業者であることは非常に重要です。

信頼できる業者は最初の見積もり時点で料金の詳細をしっかり説明してくれるため、安心できます。

  • 汚れにより金額は変わらない
  • 追加依頼が無ければお見積りした金額以外に追加料金はかからない
  • 完全定額料金制

等と、明記している会社は極めて明朗会計であり、利用者としてはありがたいものです。

7.サポートのレスポンスが早く丁寧

問い合わせをした際に、すぐに返信があり、丁寧な対応をしてくれる業者は、作業の質も高い傾向にあります。逆に、レスポンスが遅かったり、質問に対して曖昧な回答をする業者は、作業自体も雑になる可能性が高いため注意が必要です。

見積もりの依頼や問い合わせをした際の対応をチェックし、「この業者なら安心して任せられそう」と感じられるかどうかを見極めましょう。

少なくともインターネットが当たり前になった現在では、問い合わせの返信に1日(24時間)以上かかるなどは遅いです。その日のうち、もしくは翌日午前中に返信がある業者が良いでしょう。

8.自社スタッフ・正社員

ハウスクリーニング業者の中には、作業を下請け業者やアルバイトスタッフに任せているところもあります。

下請け業者が対応する場合、技術力やサービスの質にバラつきがあり、思ったような仕上がりにならないこともあります。自社の正社員スタッフが作業する業者の方が、教育や研修が行き届いていることが多く、一定の品質が保たれやすいです。

全員が自社スタッフなどと明記してある会社の方が安心です。

9.適切な料金設定

適切な料金でハウスクリーニングサービスを提供していることは、見逃しがちですが重要です。あらかじめ自分で適正価格の相場を調べておき、極端に安すぎる・高すぎる業者は避けるのが賢明です。

料金が極端に安い業者、例えばエアコンクリーニング1台5000円などはどうでしょうか。普通に考えれば、移動時間や交通費、人件費で、採算がとれるわけがありません。

格安を売りにしている業者は、短時間で作業を終わらせるために手抜きをしたり、安価な洗剤を使って仕上がりが悪くなる可能性があります。もしくは何か別の思惑(オプションの契約等)があるかもしれません。

逆に、相場よりも高すぎる業者は、過剰な営業や不要なオプションを追加するケースがあるため要注意です。

10.現金払い以外も選べる

最近では、クレジットカード払いやキャッシュレス決済に対応している業者も増えおり、料金の履歴や透明性が確保されやすいです。加えて、決済業者の審査を通過している業者という安心感もありますね(特に昔はそれが厳しかったです)。

しかし、まだまだ「現金払いのみ」の業者も数多くあります。

クレジットカードやキャッシュレスは、業者側に手数料が掛かるため「お客さまにより安くご提供するために現金払いのみにしている」ということもあり、一概にだめ・劣っているとは言えません。

しかし、単純に現金払い以外で支払ができるのは利用者目線では明らかに好都合。つまりは利用者のことを考えてくれている業者でもあるのです。

現金払いのみの業者は、少なくとも領収書を発行してくれることが必須です。

ハウスクリーニング業界に限った話ではありませんが、クレジットカードやキャッシュレスで支払時、「手数料分料金が高くなります」等と言われることがあります。これは決済業者の利用規約違反となる可能性がありますので、そういった業者は優良な業者とは言えないでしょう。

11.研修・勉強会等の社員教育が徹底されている

ハウスクリーニングの品質は、作業するスタッフの技術力や知識によって大きく左右されます。そのため、社員教育がしっかりと行われている業者を選ぶことが重要です。

社員教育が不十分な業者では、スタッフごとに作業レベルが異なったり、清掃の手順が統一されていなかったりすることがあり、仕上がりにバラつきが出る可能性があります。

優良な業者は、定期的に研修や勉強会を実施し、新しい清掃技術や洗剤の使い方、安全対策について学ぶ機会を設けています。これらは業者にとっては誇れるポイントですので、ホームページやブログなどで紹介していることもめずらしくありません。

公式サイト・ブログをチェックしてみると良いでしょう。

12. キャンセルポリシーが明記してある

ハウスクリーニング業者を選ぶ際、キャンセルポリシーが明確に記載されていること。そしてその内容が妥当な業者を選ぶことは、非常に重要です。

逆に言えば、キャンセルポリシーが示されていない業者は要注意。

ハウスクリーニング業界に限った話ではありませんが、当日・前日のキャンセルは、費用がかかるケースが多いです。作業予定金額の○%などがキャンセルポリシーとして明記してあること確認しましょう。

まとめ

以上、優良なハウスクリーニング業者の選び方についてご紹介しました。これらを全てを満たす業者は、きっと良いハウスクリーニングサービスを提供してくれることでしょう。

実際には、全てを満たす業者はなかなか見つからないかもしれません。

東京・神奈川・埼玉(一部)・千葉(一部)でご検討の方は、弊社ハウスクリーニングのアールおそうじセンターもどうぞご検討いただければと思います。

本ページで挙げた12項目のうち、いくつ該当しているか、お客さまの目でご判断いただければ幸いです。

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